MotoGPが「一石三鳥」の仮想レース開催。チャリティでコロナ対策を支援 (2ページ目)

  • 西村章●取材・文 text by Nishimura Akira


 全関係者や選手、チームスタッフ、そして世界中のファンが我慢を強いられる状態が続くなか、当初のカレンダーでスペインGPが開催される予定だった5月3日に、〈バーチャルスペインGP〉がネット上で開催された。

 これは、市販ゲームを使ってMotoGPライダーたちがネット上で競い合う仮想レースで、第一弾は3月29日に行なわれた。10名の選手が公式ゲーム『MotoGP19』のムジェロ・サーキット(イタリア)で争い、今シーズンから最高峰に昇格してきたアレックス・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が優勝した。

 4月12日に開催した第二弾は、レッドブル・リンク(オーストリア)を舞台にバレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハ MotoGP)や日本人選手の中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)も参戦。レースは、フランチェスコ・バニャイア(プラマック・レーシング/Ducati)が優勝を飾った。

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