元F1王者ジェンソン・バトンがスーパーGT参戦を決めたのはなぜか? (5ページ目)

  • 吉田知弘●取材・文 text by Yoshita Tomohiro
  • 吉田成信●撮影 photo by Yoshida Shigenobu

 昨年のスポット参戦時、バトンにはテスト走行の時間が限られていたため、ドライビングシートのポジションなども含めて妥協していた点があったという。だが、今年はシートポジションの懸念材料も解消済みとのことで、いよいよバトンの本領が発揮されるシーズンとなりそうだ。

 東京オートサロンのホンダブースの一角に設けられたメッセージボードに、ジェンソン・バトンはこう書き込んだ。

『10YEARS TOGETHER AND A NEW CHALLENGE SUPER GT "ICHIBAN"』
(10年間ずっと見てきた新しい挑戦――スーパーGT"イチバン")

「もうひとつの夢」と語ったスーパーGTへのフル参戦。バトンは本気でチャンピオンを狙いにいく。



◆日本人F1ドライバー候補は2人。鈴鹿でトロロッソをドライブなるか>>>

◆飛び交う噂の真相。ホンダとマクラーレンが決別したホントの理由>>>

■モータースポーツ 記事一覧>>

5 / 5

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る