マクラーレン・ホンダのニューマシンは、
中身が明らかに違う! (5ページ目)
そして、シーズン開幕までに残された4週間で、さらにできる限りの開発努力が続けられる。中村チーフエンジニアは語る。
「まだやりきれていない部分はありますが、自分たちが目標としている数値は必ず出したいと思っていますので、まずはそこに集中しています。正直言って、今年もまだ厳しい状況は続くと思いますし、毎回表彰台を狙えるようなところにはいないと思っています。まずは確実にQ3(※)に入れるというところを目指していきたいですし、マシンとパワーユニットの特性が合うサーキットでは、さらに上を狙えればというのが目標です」
※予選はQ1~Q3まであり、出走台数が20台の場合、Q2に残るのは上位15台、Q3は上位10台。
現実的な目標に向け、マクラーレン・ホンダは2016年のスタートを切ったのだ。
5 / 5