【競馬予想】高松宮記念で好成績を残している血統は? 今年最初の芝のGⅠは人気薄の2頭に好走の気配 (2ページ目)
この牝系からは、2006年高松宮記念の勝ち馬オレハマッテルゼも出ている。同馬は当初、芝2000m戦でデビューし、初勝利も芝2000mで挙げたあと、徐々に距離を短縮し、6歳時の高松宮記念で重賞を初制覇した。のちに、京王杯スプリングCを勝利している。
レッドモンレーヴも2000m戦でデビューしたが、徐々に距離短縮をして、4歳時に重賞初制覇という古馬完成型だ。オレハマッテルゼと同じく京王杯スプリングCを勝っており、同じタイプと考えていいだろう。オレハマッテルゼも高松宮記念を勝った時は1200mが初めてだった。この距離で未勝利でも、それほど気にする必要はないだろう。
【同じコースで好走した5歳馬も注目】
もう1頭は、インビンシブルパパ(牡5歳、美浦・伊藤大士厩舎)を推す。同馬は2018年の勝ち馬ファインニードルのいとこ。父シャラーは仏英で仏GⅠモルニ賞(芝1200m)、英GⅠミドルパークS(芝1200m)を勝ったスプリンターで、父系を遡ると、曽祖父に1998年の勝ち馬シンコウフォレストの父でもあるグリーンデザートにたどり着く。
近走の成績を見ると、米GⅠBCターフスプリント(芝1000m)6着、GⅢオーシャンS(中山・芝1200m)15着と冴えないが、昨夏には今回と同じコース&条件のGⅢCBC賞で鮮やかに逃げきっている。他馬の存在も気になるが、マイペースで逃げれば十分勝負になるだろう。
以上、今年の高松宮記念は、ロードカナロア産駒レッドモンレーヴ、シャラー産駒インビンシブルパパという、過去の勝ち馬と血統的なつながりのある2頭に期待する。
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著者プロフィール
平出 貴昭 (ひらいで・たかあき)
主に血統分野を得意とする競馬ライター、編集者。(株)サラブレッド血統センター在籍。著書に『覚えておきたい日本の牝系100』『一から始める! サラブレッド血統入門』など。「週刊競馬ブック」で『血統見聞録』を連載するほか、「競馬四季報」などの編集業務にも携わる。そのほか、『優駿』などにも寄稿。twitterアカウント:@tpchiraide
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