【競馬予想】日経新春杯、タフな持久力勝負が見込まれる一戦にあって不気味な「関東馬」 (3ページ目)
それに、関東で開催される次週のGIIアメリカジョッキークラブC(1月26日/中山・芝2200m)ではなく、あえて日経新春杯を選んだ点に勝負気配を感じます。この陣営の判断は、この馬にとって理にかなった選択であるとも言えます。
昨年から重賞路線を歩んできて、GIIIでは安定した成績を収めている同馬。それは、充実期に入っている証拠です。これまでパンパンの良馬場では決め手に欠ける場面もありましたが、今の中京のタフな馬場状態は、この馬の持ち味であるスタミナと持続力を存分に発揮できる、絶好の舞台となることでしょう。
前走のGIII中京新聞杯(5着。12月7日/中京・芝2000m)では、今回も出走するロードデルレイ(牡5歳)に先着(2着)を許しましたが、今度は距離延長が大きな追い風となるはず。この馬のレースぶりを理解したであろう鞍上のミルコ・デムーロ騎手が、2度目の手綱を取ることも大きなプラス材料。さらなる前進が期待できます。
ということで、日経新春杯ではキングズパレスを「ヒモ穴」としてピックアップしたいと思います。
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