大原優乃がエリザベス女王杯で絶対に外せない穴馬「自分らしい予想になったかな」 (2ページ目)

  • 河合 力●取材・文 text by Kawai Chikara
  • 松井 綾音●撮影 photo by Matsui Ayane

【正直なところ外せません...】

 次に挙げたいのは、ブレイディヴェーグ(牝3歳)ですね。3歳牝馬で、前走・GⅡローズSで2着になったあとは、同世代のGⅠ秋華賞には出ず、古馬との対戦になるこの舞台まで間隔をあけました。私としては、しっかり休んだ分、フレッシュな状態で挑めるのかなと、プラスに捉えています。

 まだデビューから4戦しかしていませんが、それでローズSでは2着に入るのですから、実力は十分にあるはず。そしてこちらも、コンビを組むクリストフ・ルメール騎手が魅力です。この秋のGⅠも絶好調で、正直なところ外せません......。ルメール騎手が乗るだけで予想に入れたくなるのは、多くのファンの方も同じだと思います。

この記事に関連する写真を見る 3番手には、サリエラ(牝4歳)を選びました。

 こちらもまだキャリア6戦の馬で、重賞タイトルはありません。とはいえ、兄姉にはGⅠを勝ったサリオスや、このエリザベス女王杯(2020年)でも2着に好走したサラキアがいます。活躍馬が多い血統ですよね。

 デビューから2000m付近のレースを走っていて距離適性もありそうですし、スタミナも豊富なイメージです。タフな展開になれば、この馬に向くのかなと思っています。

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