宝塚記念でイクイノックスを脅かす存在。タフな舞台が合う伏兵2頭の一発に期待

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 吉田記者が推奨するもう1頭は、スルーセブンシーズだ。

「ここ10年の宝塚記念では牝馬が4勝。タフな舞台設定で精神面の強さも求められるなか、その頑張りには目を見張るものがあります。

 そこで注目したいのが、牝馬のスルーセブンシーズ。同馬の父は宝塚記念を含めて阪神の重賞で4勝を挙げているドリームジャーニーで、母父クロフネの血もあって、体長以上にストライドを伸ばして長くいい脚を使えるタイプです。

 コース形態の似ている中山の、コーナー4つの競馬で4勝。マクる競馬だけではなく、一瞬の脚を引き出すこともできる自在性は魅力です。

 1週前から栗東入りし、攻め気配も上々。およそ3カ月の休み明けでも動ける態勢です。父の主戦でもあった"グランプリ男"池添謙一騎手が騎乗。ますます楽しみです」

 波乱含みの春のグランプリ。イクイノックスを脅かす存在はいるのか。それが、ここに挙げた2頭であっても不思議ではない。

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