「荒れる」レースに変貌したレパードS。過去データから浮上した穴馬候補は4頭いる (2ページ目)
レパードSでの大駆けが期待されるシダーこの記事に関連する写真を見る こうした点と、"穴馬"候補であることを重視するならば、牝馬のシダー、さらに前走で敗れているトウセツに食指が動く。いずれも前評判は低いものの、過去例を踏まえれば、アッと驚くような走りを見せてもおかしくない。
次に狙いたいのは、前走で1勝クラス(旧500万下)を勝って挑んでくる馬だ。こうした臨戦の馬たちも、過去5年で波乱の一端を担ってきた。
2017年に12番人気で2着に入ったサルサディオーネ、2021年に10番人気で2着と健闘したスウィープザボードがいい例となる。
このタイプも今年は多数いる。そこから絞り込むため、過去例に挙げた2頭の臨戦を再度調べてみると、前走が中京・ダート1800mだった、という共通点があることがわかった。
このことから、前走で中京・ダート1800m戦を勝ってきた馬に重きを置きたい。該当するのは、ヘラルドバローズ(牡3歳)だ。
1勝クラスを勝ち上がったばかりで伏兵の域は出ないが、前走で後続に3馬身差をつけての完勝劇を披露している。その勢いからしても、過去例に挙げた馬たちと同様、波乱を演じる可能性は大いにある。
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