「荒れる」レースに変貌したレパードS。過去データから浮上した穴馬候補は4頭いる (3ページ目)
最後にピックアップしたいのは、パイロ産駒である。というのも、2019年に1番人気で2着となったデルマルーヴル、2020年に7番人気で勝利したケンシンコウ、同5番人気で3着となったブランクチェックと、近年同産駒の好走例が目立っているからだ。
そして今年も、同産駒が1頭出走する。ラブパイロー(牝3歳)である。
同馬は、芝・ダートの両方で結果を残しているが、その血統からしてダート適性が高いのは間違いないだろう。実際、前走は地方交流重賞のGII関東オークス(川崎・ダート2100m)で2着と好走している。今回は牡馬相手の重賞となるが、2kgの斤量差を生かして一発あってもおかしくない。
近年、夏の重賞らしく"荒れる"レースへと変貌を遂げたレパードS。今年もここに挙げた面々がビッグな配当を生み出してくれるかもしれない。
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