2022.04.22

マイラーズCは「阪神・芝1600m」の重賞でダントツの勝利数を誇る、ディープインパクト産駒から2頭をピックアップ

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Sankei Visual

 4月24日、阪神競馬場で4歳以上馬によるGⅡマイラーズC(芝1600m)が行なわれる。

前走の心斎橋Sを豪快な差し切りで勝利したロードマックス前走の心斎橋Sを豪快な差し切りで勝利したロードマックス この記事に関連する写真を見る  このレースは、6月5日に行なわれるGⅠ安田記念(東京・芝1600m)の前哨戦として位置づけられている一戦。2019年の勝ち馬インディチャンプは、このレース4着から安田記念を4番人気で勝利。そのほか、2012年のコスモセンサーは3着から安田記念15番人気3着、2013年のダノンシャークは3着から安田記念12番人気3着、2015年クラレントは10着から安田記念12番人気3着、2016年フィエロは4着から安田記念6番人気3着と、過去20年で14頭がマイラーズCをステップに安田記念で馬券に絡んでいる。

 安田記念では人気を落とした馬が好走しているケースも多い。安田記念で高配当馬券を当てるためにもしっかりチェックしておきたいこのレースを、血統的視点から分析していこう。

 阪神・芝1600mの重賞といえば桜花賞、朝日杯フューチュリティS、阪神ジュベナイルフィリーズなどがあるが、過去15年の阪神・芝1600mの重賞に限定した種牡馬別成績を見ると、ディープインパクト産駒が23勝で、2位ダイワメジャーの7勝に大きな差をつけてダントツの成績を収めている。昨年のマイラーズCでも3番人気のアルジャンナが2着に入ったこともふまえ、今回はディープインパクト産駒を中心に狙ってみたい。

 今年は4頭のディープインパクト産駒が登録。その中からまずはロードマックス(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)を筆頭に挙げたい。

 同馬は2020年、2歳6月の新馬戦(東京・芝1600m)で勝ち上がり。GⅡ京王杯2歳S(東京・芝1400m)で2着に入り、GⅠ朝日杯フューチュリティS6着、GⅠNHKマイルC5着と、GⅠでもまずまずの走りを見せていた。

 昨秋の白秋Sは約5カ月ぶりの出走で、12kgの馬体減と状態が万全ではなかったのか16着と大敗。しかし、そこから約6カ月ぶりの前走、心斎橋S(3勝クラス、阪神・芝1400m)は最後方追走から直線で13頭を交わす豪快な差し切りを決めた。