2021.10.29

天皇賞・秋は人気2頭に不安あり。穴党記者が推奨する「好配当の使者」とは?

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

天皇賞・秋での大駆けが期待されるラストドラフト天皇賞・秋での大駆けが期待されるラストドラフト この記事に関連する写真を見る  松田記者はもう1頭、気になる馬がいるという。

ラストドラフト(牡5歳)です。前走のGII毎日王冠(10月10日/東京・芝1800m)では、デビュー以来初のふた桁着順(13着)に沈みましたが、レース当日が25度を超す夏日で脱水症状を起こしていたということで、敗因は明白です。

 暑さに弱いのは、昨年9月のオープン特別・ケフェウスS(中京・芝2000m)でも熱中症になって、8着に凡走したことでも示されています。"冬馬"とまでは言いませんが、重賞5戦を含む馬券圏内に入った過去6回がすべて11月~1月の期間。となれば、前走は度外視でき、巻き返しがあっても不思議ではありません。

 同馬を管理する戸田博文厩舎の斎藤吉則助手も、『(前走の)疲れやダメージはないし、上積みがあります』とコメント。体調良化も見込めます。これまで2度ある叩き2戦目は、どちらも馬券圏内と好走。相手は大幅に強化されますが、激走への期待が膨らみます」

 昨年のジャパンCでは「3強」と称されたアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトが上位を独占したが、今回の天皇賞・秋でも"2強+1"が前評判どおりの強さを見せるのか。はたまた、"2強+1"の牙城を崩す存在が現れるのか。ハイレベルな一戦に注目である。