セントライト記念で高配当を狙うなら、地力を秘めた前に行く2頭がオススメ (3ページ目)
坂本記者はもう1頭、ノースブリッジと同じくラジオNIKKEI賞から駒を進めてきたワールドリバイバル(牡3歳)にも注目する。
「豊富なスタミナが魅力で、これまでも先手をとって、最後はしぶとさを生かした競馬で結果を残しています。中山では好結果を残せていませんが、3走前のGIIスプリングS(6着。3月21日/中山・芝1800m)では、逃げて見せ場を作りました。タフな重馬場に加え、3コーナーで2番手の馬に早めに来れられる厳しい展開のなか、直線ではしばらく先頭で踏ん張る姿を見せてくれました。
メンバーがラクになった前走のラジオNIKKEI賞では、先行して2着。レースぶりにも幅が出て、地力があるところを示しました。開幕2週目の馬場もプラスに働くでしょうし、ノースブリッジと"ケンカ"せず、持ち前の先行力が生かされる形になれば、侮れませんよ」
はたして今年のレースを制するのは、春の実績馬か、夏の上がり馬か。菊花賞の行方を占ううえでも、見逃せない一戦だ。
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