セントライト記念で高配当を狙うなら、地力を秘めた前に行く2頭がオススメ (2ページ目)
さらに坂本記者は馬場状態もポイントのひとつだと言う。
「先週は土日で計12レースが芝で行なわれましたが、逃げ切りが5勝。GIII京成杯オータムHも、逃げたコントラチェック(12番人気)が2着に粘って波乱を起こしました。全体的に前が有利なのは間違いないでしょう」
セントライト記念での大駆けが期待されるノースブリッジこの記事に関連する写真を見る そこで、坂本記者はノースブリッジ(牡3歳)を穴馬候補に挙げる。
「逃げてデビュー2連勝を飾ったように、豊かなスピードを武器とした馬です。ただ、1勝クラスの葉牡丹賞(中山・芝2000m)を勝ったあとは、蹄の状態が悪かったりして順調さを欠いてしまいました。その結果、ダービートライアルのGII青葉賞(5月1日/東京・芝2400m)まで復帰が遅れたうえ、同レースでも13着に終わりました。
それでも、前走のラジオNIKKEI賞(7月4日)では、果敢に逃げて3着。地力のあるところを見せてくれました。その後も、じっくりと時間をかけてさらなる成長をうながし、陣営は『攻め馬は動いていますし、順調です』と仕上がりのよさを口にしています。
加えて、陣営は『開幕してまだ2週目ですし、前が止まらない馬場はいいと思う。やっぱり(この馬は)ハナが理想。中山の芝2000mで勝っているし、2200mも問題ないと思う』と、このレースに向けての手応えも感じているようでした。実績ある中山コースでより持ち味は生かされるでしょうし、秘める能力を発揮することができれば、一発の可能性は十分にあると思います」
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