堤礼実アナの印象に残っているダービー「特別なことだと改めて感じた」
堤 礼実連載:『華麗なるウマ話』第16回
スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画、堤礼実アナウンサーの連載『華麗なるウマ話』。今回は、堤アナが「最も注目しているレース」と語る日本ダービーについて、大いに語ってもらった――。
5月になったばかりですが、日によっては気温20度どころか、25度を超えるなど、暑い日が多くなってきました。
そこで、私もついに半袖デビューです!
これまで着たかったけれど、着られなかった半袖の服を引っ張り出して、きっとまだ肌寒い日もあるのでしょうが、お構いなしに着ています。夜は上着をはおって体温調整しつつも、すっかり半袖の毎日です。
そして、この時期の楽しみといえば、柏餅。それも我が家では、もっぱら"味噌あん入り"が定番です。家族みんな、普通のあんこよりも味噌あんが大好き。先日も父が買ってきてくれて食べたのですが、とても美味しかったです。もし、人数分なかったりすると、奪い合いは必至です(笑)。
以前、祖母の家に帰省した時には、祖母が張り切ってたくさん用意してくれて、食べ切れないこともあったくらい。この時期には欠かせないお茶うけです。
さて、3歳牡馬クラシックの一冠目となる皐月賞は、エフフォーリアが無敗で制しました。レース前はダノンザキッドと人気を分け合い、エフフォーリアは僅差の2番人気。それでも、終わってみれば、圧巻の強さでした。
鞍上の横山武史騎手はGI初勝利。レースを終えて、厩舎スタッフのもとに戻ってきた時から「やったよ~!」と、抑えきれないうれしさを体いっぱいで表していました。レース後の勝利ジョッキーインタビューでも、満面の笑みで「ありがとうございます! 最高です!」と答える姿が本当に初々しく、22歳の素顔が垣間見えたような気がしました。
レース中のカッコいい姿とはひと味違っていて、新たな魅力が発見できました。あのインタビューを見て、横山武史騎手のことをより応援したくなった方が数多くいるのではないでしょうか。
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