2021.04.30

天皇賞・春の伏兵馬は? 過去の傾向に即した「消去法」で残った2頭

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

「春の盾」とも称される古馬の伝統的なGI天皇賞・春(阪神・芝3200m。※例年は京都)が5月2日に行なわれる。今年も歴戦の古馬が集い、長丁場における熾烈な争いが期待される。

 過去の結果を振り返ってみると、GIでは最長距離のレースということもあって、比較的荒れやすい傾向にある。ここ2年も、1番人気のフィエールマンが連覇を飾っているものの、2、3着には伏兵馬が突っ込んできて、3連単では好配当が生まれている。

 さらに歴史をさかのぼれば、2011年~2016までの6年間、3連単はすべて10万円超えの高配当をつけている。なかでも、2012年は14番人気のビートブラックが大金星を挙げて、3番人気のトーセンジョーダン、2番人気のウインバリアシオンが2、3着に入りながら、3連単では145万2520円という超高配当が飛び出した。

 ということで、天皇賞・春は穴狙いのファンにもチャンスは十分。今年は京都競馬場の改修工事によって、阪神競馬場で開催されるが、施行時期も、距離も変わらないため、今回も過去10年の結果を参考にして、今年のレースで波乱を起こしそうな伏兵馬をあぶり出してみたい。

 そうして、過去の結果を見てみると、いくつかの傾向やパターンがあることがわかった。そこで、ここでは"消去法"を採用して、穴馬候補を絞り込んでいきたい。

 ひとつ目は、過去10年で馬券圏内(3着以内)に入った馬はすべて、前走で重賞(海外も含む)を走っていた。つまり、前走が重賞でなかった馬、条件戦やオープン特別だった馬は外したい。

 ディアスティマ(牡4歳)、ディバインフォース(牡5歳)、メロディーレース(牝5歳)の3頭だ。

 さらにゴースト(せん5歳)も、前走でGII阪神大賞典(3月21日/阪神・芝3000m)に出走したものの、レース中に心房細動を発症し、最後の直線で競走を中止した。この一戦を度外視すると、その前はオープン特別の万葉S(1月5日/中京・芝3000m)ということになるので、ここでは消し、としたい。