2021.04.24

高配当続出のフローラS。腕ぶす穴党記者が期待を膨らませる伏兵3頭

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 春のGIシリーズの谷間となる今週は、GIオークス(5月23日/東京・芝2400m)のトライアル戦、GIIフローラS(4月25日/東京・芝2000m)が行なわれる。

 昨年も、このレースを制したウインマリリンがオークスでも2着と健闘。本番につながるレースとして、注目の一戦であることは間違いない。

 一方で、波乱の多いレースとしても知られる。過去の10年の結果を振り返ってみても、3連単では100万円超えが2回、10万円超えが4回と、高配当が続出。穴党垂涎のレースとなっている。

 そんなレースのカギを握るのは、何より開幕週の東京競馬場の馬場状態だ。この点について、デイリー馬三郎の吉田順一記者はこう分析する。

「今週から開幕する第2回東京開催。雨の影響がなければ、例年はとにかくスピード重視の、時計が出やすい馬場になっています。そうした状況にあって、芝2000mのフローラSにおいては、上がりの速い競馬になりがち。前目の位置に構えて、そこから鋭い脚が使える、決め手上位の馬が優位と見ます」

 その馬場状況を踏まえて、吉田記者は上位人気が予想される2頭についてはこう評価している。

「例年どおりの馬場であれば、血統背景や舞台適性も鑑みて、中心はオヌール(牝3歳)。ここは、同馬の相手探しの一戦になると踏んでいます。

 もう1頭の人気馬ユーバーレーベン(牝3歳)も、長い直線の舞台ゆえ、最後は確実に伸びてくると思いますが、常に後方一手の立ち回り。コース取り次第ですが、スピード馬場にあって、先に抜け出した馬を捕え切れるかどうか......」

 そこで、吉田記者は有力視するオヌールの相手候補の筆頭として、ジェニーアムレット(牝3歳)を推奨する。