ソダシの可能性は無限大。白毛馬初のクラシック馬が克服した3つの課題 (3ページ目)
また、猛追したサトノレイナスは、上がり3ハロン32秒9という驚異の脚を繰り出している。ソダシはそれも、見事にしのいだ。
勝敗を分けたのは"対応力"だろう。
未知なるもので不安のあったスピード競馬にも、強烈な追い込み馬に有利に働く外差しの馬場にも、ソダシはしっかり対応して見せた。さらに言えば、ソダシが何よりの武器とする"完成度"が、そこまでの域に達していた、ということだろう。
かくして、白毛馬として初のクラシック馬が誕生した。それも、無敗という快挙で。
はたして、この快進撃はどこまで続くのか。
この先のソダシについて聞かれた吉田騎手は、力強くこう言った。
「先は、無限大です」
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