2021.01.30

荒れ続けるシルクロードS。穴党記者ゆえ発見できた高配当の使者4頭

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

「前走のGIスプリンターズS(11着。10月4日/中山・芝1200m)は、追い込み馬の流れになって『チャンス到来か!』と思ったのですが、直線でまともに前が詰まってしまい、流れを生かせませんでした。

 荒れた馬場をこなしてきた実績もあり、今の馬場はこの馬にとってはうってつけ。中間の調教時計から体調もよさそうで、楽しみな1頭です」

 木南記者ももう1頭、狙ってみたい馬がいるという。マイル重賞3勝の実績を誇るプリモシーン(牝6歳)だ。

「一昨年のGIヴィクトリアマイル(東京・芝1600m)2着を最高成績として、このまま引退してしまうのか、といった状況にありますが、もうひと花咲かせてくれることを期待しています。

 強調材料となるのは、3歳時のGIIIフェアリーS(1着。中山・芝1600m)、昨年のGIII東京新聞杯(1着。東京・芝1600m)と、この時期に走る馬であること。4歳時のGIIIダービー卿チャレンジトロフィー(中山・芝1600m)2着を含め、シーズン初戦は完全連対を果たしています。

 前走のGIII京阪杯(11月29日/阪神・芝1200m)で、初めて1200戦に出走。10着に終わりましたが、しっかり競馬になっていました。そこから、動き自体は劇的に変わった感じはないですけど、地力は高いですし、内枠に入れば一発があると思います」

 先週のGII東海Sでも3連単は24万円超えの高配当をつけた。相変わらず、今年に入ってからの中京競馬場での重賞は波乱の連続である。ならば、"荒れる"重賞シルクロードSがその流れを引き継ぐ可能性は大いにある。それを演出するのが、ここに挙げた馬たちであってもおかしくない。