ダービーで激走が望めるのは、前哨戦組、皐月賞好走組、3番人気の馬だ (2ページ目)

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  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 このパターンに該当する馬は、今年もたくさんいる。青葉賞2着のヴァルコス(牡3歳)、同5着のメイショウボサツ(牡3歳)、プリンシパルS1着のビターエンダー(牡3歳)、京都新聞杯1着のディープボンド(牡3歳)、同2着のマンオブスピリット(牡3歳)らだ。

 ただし、先に挙げた過去の好走馬を見返してみると、前哨戦の前に皐月賞にも出走していた馬はいない。となると、皐月賞に参戦し惨敗を喫しているディープボンド、ビターエンダーは候補から外したい。

 また、過去の例で唯一、マイネルフロストはトライアルで馬券に絡むことなく、本番で好走を果たしているが、同馬はそれ以前にGIII毎日杯(阪神・芝1800m)を勝利。重賞勝ちという実績があった。

 そうなると、青葉賞5着と馬券に絡んでいないメイショウボサツも推奨できない。同馬は重賞未勝利。単なる2勝馬で、除外対象でもあるからだ。

 ということでは、残ったヴァルコスマンオブスピリットをここでは推したい。

青葉賞で2着となって、ダービーに挑むヴァルコス青葉賞で2着となって、ダービーに挑むヴァルコス

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