2020.05.28

日本ダービー過去30年のデータが、
コントレイルの無敗2冠を後押し

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Sankei Visual

 5月31日、東京競馬場で牡馬クラシック第2弾であり、「競馬の祭典」とも呼ばれるGⅠ日本ダービー(芝2400m)が行なわれる。

前走の皐月賞を含め、4連勝で日本ダービーに臨むコントレイル 今回はこの日本ダービーを、過去30回のさまざまなデータから分析していこう。

 まずは前走から。30頭の勝ち馬のうち、22頭がGⅠ皐月賞(中山/芝2000m)からここに臨んでいる。2着馬も16頭おり、連対馬の60%強が"皐月賞組"だ。以下、GⅠNHKマイルC(東京/芝1600m)からの出走で勝利した馬が3頭、GⅡ京都新聞杯(京都/芝2200m)からが3頭、GⅠ桜花賞(阪神/芝1600m)、すみれS(阪神/芝2200m)からが1頭と続くが、軸馬は前走が皐月賞の馬とするのがいいだろう。

 皐月賞組の皐月賞での着順で見ると、当然ながら1着馬が日本ダービー9勝と好成績。過去30年の間に9頭が"春のクラシック2冠馬"になっている。しかし、ここ3年は2017年アルアインが5着、2018年エポカドーロが2着、2019年サートゥルナーリアが4着と3連敗中。今年の皐月賞勝ち馬はコントレイルだが、昨暮のGⅠホープフルS(中山/芝2000m)からの臨戦過程もサートゥルナーリアと同じなのは嫌なデータだ。

 4戦無敗のコントレイルに続く2番人気が予想されるのが、皐月賞2着のサリオス。皐月賞2着馬の日本ダービー成績は3勝、2着3回と1着馬に比べると成績は落ちる。近年では2016年にマカヒキが勝利している。