2020.01.18

そろそろ荒れそうな京成杯。
穴党記者が自信を漲らせる「4頭の穴馬」

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 今春の3歳クラシックに向けた争いは、年が明けて一段と熱を増している。今週も、牡馬クラシック第1弾のGI皐月賞と同じ舞台で、GIII京成杯(1月19日/中山・芝2000m)が行なわれる。

 例年、素質ある若駒が集う同レース。馬券的な傾向については、日刊スポーツの松田直樹記者がこう語る。

「過去10年の連対馬20頭のうち、16頭が5番人気以内の馬が占めています。その分、比較的堅いレースとなっています」

 実際、大荒れは少なく、3連単の配当も過去10年で10万円を超えたのは2回だけ。スポーツ報知の坂本達洋記者も、極端な穴狙いに徹するのはどうか? と言う。

「今年は2勝馬がわずか2頭というメンバー構成ですから、混戦と言えば、混戦です。しかし、2013年を最後に、3連単の配当が10万円を超えたことはありません。さらに、2014年以降の6年間は、1番人気が4連対。人気馬を軸にして、どんな"ヒモ"に狙いを絞るかが、馬券攻略のポイントになってくるのはないでしょうか」

 では、好配当につながる"ヒモ"とはどういったタイプの馬になるのか。坂本記者は、こんな見解を示す。

「開催が進むにつれて、馬場は力を要するようになり、そういう馬場を苦にしないタイプが有利になると言えるでしょう。スマイルカナが逃げ切った先週のGIIIフェアリーS(中山・芝1600m)も、よどみないペースで流れ、しまいの時計が結構かかっていました。瞬発力勝負にはなりにくい馬場で、ある程度前でレースを運ぶことができて、スピードの持続力に優れた馬を穴として考えるべきだと思います」

 そして、坂本記者はビターエンダー(牡3歳)を"ヒモ穴"候補に推奨する。

「新馬戦(3着。2019年10月15日/東京・芝2000m)では、上がり33秒7という切れ味を見せたビターエンダー。潜在能力は相当高そうです。勝ち上がった前走の未勝利戦(2019年11月2日/東京・芝2000m)でも、好位3番手を追走し、直線でしぶとく脚を伸ばして2着馬に3馬身差をつける完勝劇を披露しました。今回、初の中山コースとなりますが、器用な、センスある走りをしていますから、苦にすることはないと思いますよ」