マルセリーナの子、ヒートオンビートは
放牧を経て「よくなってきた」 (2ページ目)
ラストドラフトのひとつ下の弟が、ヒートオンビート。デビューに向けて、所属する松田厩舎で調整を重ねているが、松田調教師は同馬についてどう見ているのだろうか。関西競馬専門紙のトラックマンが伝える。
「夏に一度入厩したあと、放牧に出されたのですが、その期間を経て『馬がよくなってきた』と松田調教師。まだ、馬体には成長の余地があるのですが、筋肉のつき方のわりに『いい走りをする』と好印象を抱いていますね」
また、精神面について、松田調教師はこう語っているという。
「先生曰く、『馬房では、食べるか、寝ているかのどっちか』だそうで、常に落ち着き払っているとか。それは、『精神的に余裕がある証拠』と言っていました。距離適性については、『長い距離を走れそうな雰囲気』とのことです」
現状、12月15日の2歳新馬(阪神・芝2000m)でのデビューを目指して調整中のヒートオンビート。桜花賞馬の息子は、その初陣でどんな走りを見せてくれるのか、注視したい。
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