明け4歳馬が強力な高松宮記念。
騎手とセットで6歳牝馬がお買い得だ (3ページ目)
同馬の勝ちパターンとしては、下手にタメて逃げるより、スピードに任せて押し切ってしまうほうがいいと思います。今回鞍上を務める武豊騎手も、同馬に過去2回乗って、そんな競馬で勝利していますし、それはここでも変わらないでしょう。
この2頭、ダノンスマッシュとモズスーパーフレアは人気にもなりそうですが、それだけ注目すべき存在です。
明け4歳馬ではもう1頭、気になる馬がいます。前走のGIII阪急杯(2月24日/阪神・芝1400m)で7着と惨敗を喫したミスターメロディ(牡4歳)です。今回は人気を落としそうですが、実は侮れません。
同馬はデビューから東京と中京を中心に使われてきましたが、おそらく陣営としては左回りのほうがいいと踏んでいたのではないでしょうか。そう考えると、前走の敗戦も納得がいきます。
左回りの前哨戦を使いたくても、走らせたい時期にそういう番組がなければ仕方がありません。それでも今回は、得意とする左回りの舞台。距離短縮も歓迎だと思いますし、巻き返しが見込めそうです。
ついでながら、前述2頭と同じレースを走った際には、どちらにも先着を許していません。3歳春の段階ですから、比較材料にはなりませんが、負けていないという事実は確かです。
ですから、当初はこのミスターメロディを今回の「ヒモ穴馬」にしようと考えていたのですが、ここに来て、どうしても気になる馬が出てきてしまいました。
昨夏のGIIIアイビスサマーダッシュ(7月29日/新潟・芝1000m)を快勝したダイメイプリンセス(牝6歳)です。
ミルコ・デムーロ騎手の連続騎乗で気になるダイメイプリンセス
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