2018.11.22

わずか2頭も、今年のジャパンCに挑む
外国馬を侮ってはいけない

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Getty Images

 例年どおり、今年も東京開催のフィナーレを飾るのは、国際招待競走のGIジャパンC(11月25日/東京・芝2400m)だ。

 ジャパンCと言えば、注目されるのは海外からの招待馬。かつては、世界有数のトップホースが参戦し、外国馬が上位を独占することも多かった。

 ただ最近は、招待馬のレベルが下がったのもあるが、日本馬の活躍が目立ち、外国馬にスポットが当たることは少なくなっている。そして今年も、外国馬の参戦は過去最少タイの2頭のみ。いささか寂しいものがある。

 とはいえ、今回は久しぶりに「超」のつくビッグネームが出走予定。アイルランドのカプリ(牡4歳)だ。

昨年の英セントレジャーを制しているカプリ(右) カプリを管理するのは、アイルランドのエイダン・オブライエン調教師。競馬ファンにとっては、もはや説明不要の世界的な名調教師と言えるだろう。2016年の凱旋門賞(フランス・芝2400m)では、出走させた管理馬3頭で上位3着までを独占する快挙を達成。世界中のレースで勝ちまくった昨年は、年間GI28勝をマークして世界最多記録を樹立している。

 そのオブライエン調教師がジャパンCに管理馬を送り込むのは、今回で4度目。昨年もアイダホを出走させて、10番人気ながら5着に食い込ませる健闘を見せた。

 このアイダホと比較すると、カプリは数段格上。つまり、昨年の5着以上が期待できるということだ。