2018.06.17

アドマイヤジャスタに乗った
スタッフ全員が「この馬は違う」と唸った

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

厳選!2歳馬情報局(2018年版)
第4回:アドマイヤジャスタ

 2歳新馬戦において、前評判の高い素質馬の動向とともに大きな注目を集めるのは、新種牡馬の産駒の走りだ。

 今年も話題の新種牡馬が初年度産駒を競馬場に送り出すが、なかでも、多くのファンから熱い視線が注がれているのが、日本と海外合わせてGI3勝を挙げたジャスタウェイの産駒である。

 2011年にデビューしたジャスタウェイは、早くから頭角を現して重賞戦線で活躍しながらも、GIでは物足りない存在だった。それが、4歳の秋を迎えて、文字どおり”覚醒”。GI天皇賞・秋(東京・芝2000m)では、ジェンティルドンナなどの強敵を相手に回して、4馬身差の圧勝劇を披露した。

 さらにその後、海外のGIドバイデューティフリー(UAE・芝1800m)でも、2着以下に6馬身の差をつけて楽勝。世界中の競馬ファンを驚かせ、競走馬の世界ランキングで日本勢では初めてトップの座に就いた。

 帰国後も、GI安田記念(東京・芝1600m)を勝利。極悪の不良馬場をものともせず、3つ目のGIタイトルを獲得した。

 そのジャスタウェイ産駒が、現2歳世代からデビューしていく。6月9日には、同産駒のアウィルアウェイ(牝2歳)が快勝。種牡馬となった父に初勝利をプレゼントした。