2018.06.10

ミディオーサは動きがピカイチ。
「気性難」に悩む姉よりも期待できる

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

厳選!2歳馬情報局(2018年版)
第3回:ミディオーサ

 来春のクラシックを目指す2歳戦線が、6月2日からスタートした。6月3日の2歳新馬(東京・芝1600m)では、グランアレグリア(牝2歳)が新馬戦のコースレコードとなる1分33秒6の好時計で完勝。早くもこの世代の”主役候補”として脚光を浴びている。

 とはいえ、これからも注目の逸材が続々とデビューしていく。グランアレグリアと同じ牝馬で言えば、美浦トレセン(茨城県)の堀宣行厩舎に所属するミディオーサ(牝2歳/父ディープインパクト)もその1頭と言える。

ミスエルテの半妹ミディオーサ 母は、アメリカのGIデビュータントS(アメリカ・オールウェザー1400m)を制したミスエーニョ。引退後に繁殖入りし、やがて来日すると、日本で産んだ最初の子がいきなり活躍した。

 それが、父はあの”怪物”フランケルという、ミスエルテ(牝4歳)だ。

 同馬はデビュー戦を楽勝すると、すかさずGIIIファンタジーS(京都・芝1400m)に挑んだ。このレースでは出遅れて苦しい展開を強いられたが、直線に入ると大外を強襲。上がり33秒6の末脚を繰り出して連勝を飾った。

 その圧倒的な強さから、次走では牡馬混合のGI朝日杯フューチュリティS(阪神・芝1600m)に果敢に挑戦。牝馬ながら、1番人気の支持を得た。