ダービーのレベルに疑問。神戸新聞杯で秋始動のレイデオロは大丈夫か (3ページ目)
休み明けの馬からも、夏の休養中に急激に力をつける馬が出ることはよくある。新馬戦から高い評価を受けながら、春は重賞未勝利に終わったサトノアーサーなども、飛躍を感じさせる素質馬だ。
しかし、この後にジャパンC、そしておそらく有馬記念への参戦が視野に入っていると思われるレイデオロにとっては、このメンバーでは負けられないところで、余裕を持って勝利を積み上げたい。展開のアヤなどで敗れることがあっても、成長とその後の変わり身を予感させる"負けて強し"と言える内容を見せないと、この秋の主役を張るのは厳しいだろう。ディープインパクトを近親に持つ素晴らしい血統で、まだキャリア5戦の若き3歳馬だけに、パワーアップした走りを見せてくれるはずだ。先も見据えて注目したい。
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