アエロリットvsアドマイヤリード
クイーンSを勝つGI馬はどちらか (3ページ目)
【血統】
過去10年の札幌芝1800mにおける種牡馬別成績を見ると、アエロリットの父クロフネは3勝で勝率5.3%、連対率12.3%、アドマイヤリードの父ステイゴールドは9勝で勝率9.3%、連対率22.7%。かなり大きな開きが見られる。血統面ではアドマイヤリード大きくリードと言える。
●結論
父ステイゴールドの産駒が好成績で、アドマイヤリードに軍配。
【馬齢】
このレースは3歳馬が軽量で出走できる条件のため、アエロリットは52kg、アドマイヤリードが55kgでの出走となる。過去、このレースは3歳馬が4勝、2着3回で勝率10.3%、連対率18.9%。4歳馬が6勝、2着5回で勝率9.5%、連対率17.5%という数字が残っている。それほど大きな差ではないが、3歳馬のほうが好成績だ。3歳馬で勝利した4頭はいずれもその年に重賞または準オープン特別を勝っている馬で、3歳になってからの実績が重要となる。もちろん、アエロリットは前走で牡馬相手にNHKマイルCを勝っているので、ここで勝利する資格は十分だ。
●結論
斤量が軽いアエロリットが有利。
【まとめ】
以上、さまざまな面から2頭を比較したが、脚質、馬齢(斤量)のアドバンテージがあるアエロリットのほうに分がありそうだ。あとは当日の枠順にも注目したい。1コーナーまでの距離が180mと短いので、好位置につけたいアエロリットは内側の枠が好ましい。
3 / 3