競馬女子アナたちに聞く、これが
混戦エリザベス女王杯のアナ馬券だ (5ページ目)
栗林 この馬が勝った宝塚記念(6月26日/阪神・芝2200m)も去年のこのレースもやや重でしたので、今週はそれがどうかな? という気がしますね。さらに、このレースは3、4歳馬が強いというデータもありますので。ただ、宝塚記念は2着ドゥラメンテ、3着キタサンブラックと強いメンバーでしたから。
――栗林さんはミッキークイーンを軽視していますが。
栗林 当初の予定では京都大賞典を使うはずが、調整が遅れてぶっつけというのは気になります。鉄砲駆けするタイプですけど、勝ち切るまではどうかなと。それならパールコードのほうが3歳で伸びしろがありますし。3歳馬は押さえておかないといけないレースですからね。
――ただ、今年は3歳世代のGI勝ち馬である、ジュエラー、シンハライト、ヴィブロス、メジャーエンブレムがみんな不在で。
栗林 そうなんですよね。あとクイーンズリングはジュエラーが回避前、絶好調のルメール騎手を予定していて4番手にしたんです。先週も日曜日に1日8勝、土日で10戦連続連対とかすごかったじゃないですか。結局、元のデムーロ騎手が乗りますけど。
小泉 前哨戦、府中牝馬ステークス(10月15日/東京・芝1800m)は強かったですし、デムーロ騎手が継続して騎乗できるのはいいんですけど、去年のこのレースが案外でしたので、もしかしたら距離かなあと思って、私も軽い印にしました。
――穴っぽいところでは、栗林さんがマキシマムドパリ、小泉さんがシュンドルボンを推してます。
栗林 マキシムドパリは、京都コース[1-0-4-0]と相性がいいんですよ。ここ2走も上がりはメンバー最速です。
小泉 シュンドルボンもマリアライトと同じで非根幹距離で、という馬ですよね。あとメジロドーベルで連覇の吉田豊騎手が騎乗というのもポイントです。他に穴っぽいところですと、ヒルノマテーラは中1週でちょっと手を出しづらいですし。
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