絶対王者がいても「荒れる」スプリンターズS。穴候補は2頭いる (4ページ目)

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 この点においても、先に挙げたレッツゴードンキは外せない。そして、今年も軽視できないのが、スノードラゴン(牡8歳)だ。

 前述したとおり、同馬は一昨年の覇者。以降、7戦して未勝利だが、一昨年も本番で一気に巻き返したことを考えれば、決して侮れない。2、3着に食い込む力は十分にあるだろう。

 瞬く間に決着がつく、電撃のスプリント戦。その分、わずかなミスも許されない。逆に言えば、その間隙をつけば、穴馬にも付け入る余地はある。はたして、今年はどんな結末を迎えるのか、必見である。

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