2016.06.02

安田記念でモーリスに挑戦状! 川田将雅騎乗のサトノアラジン

  • 平出貴昭(サラブレッド血統センター)●文 text by Hiraide Takaaki photo by Nikkansports

 今週6月5日(日)は、東京競馬場で3歳以上によるマイルGI・安田記念(芝1600m)が行なわれる。昨年の覇者で、香港GI2勝を含む7連勝中の最強馬モーリスと、GIドバイターフでGI初制覇を飾ったリアルスティールの対決が注目されるが、3番手以降の馬にも楽しみな馬が揃っている。その中から、今回は前哨戦のGII京王杯スプリングC(5月14日/東京・芝1400m)で重賞初制覇を果たしたサトノアラジン(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)に注目してみよう。

前走京王杯スプリングC快勝したサトノアラジン。安田記念有力馬の1頭に

 サトノアラジンは2歳8月、新潟芝1600mの新馬戦で3馬身半差をつける鮮やかなデビューを飾り、クラシック戦線でも注目の存在となった。だが、GIIIラジオNIKKEI杯2歳S(阪神・芝2000m)でのちのダービー馬ワンアンドオンリーの3着、GIII共同通信杯(東京芝1800m)でのちの皐月賞馬イスラボニータの3着と、2~3歳時の重賞戦線では善戦するも勝ちきれず、春のクラシックは不参加に終わる。その後、夏に2連勝して秋にはGI菊花賞(京都・芝3000m)に出走し、トーホウジャッカルの6着に入った。