2014.11.17

【競馬】皐月賞馬の妹。話題の「快速娘」がいよいよデビュー

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

厳選!2歳馬情報局
第19回:コンテッサトゥーレ

 2008年のGI皐月賞(中山・芝2000m)において、逃げ切り勝ちを決めたキャプテントゥーレ(牡/父アグネスタキオン)。その妹となる良血馬が、デビューへ向けて最終段階に入っている。栗東トレーニングセンター(滋賀県)の安田隆行厩舎に所属する、コンテッサトゥーレ(牝2歳/父ディープインパクト)である。

コンテッサトゥーレの半兄で、皐月賞を制したキャプテントゥーレ。 コンテッサトゥーレの母は、2001年のGII阪神牝馬S(阪神・芝1600m)を勝ったエアトゥーレ(牝/父トニービン)。同馬は、海外のビッグレースにも果敢に挑戦し、2002年にはGIのモーリス・ド・ゲスト賞(フランス・芝1300m)で2着と健闘。世界に通用するスピードを見せた。

 エアトゥーレは、引退後も繁殖牝馬として活躍。先述のキャプテントゥーレや、1200mの重賞を2勝したアルティマトゥーレ(牝/父フジキセキ)を輩出している。

 なお、エアトゥーレの母は、1994年のGIムーラン・ド・ロンシャン賞(フランス・芝1600m)を制した外国馬のスキーパラダイス。この名牝は日本にも遠征し、同年のGII京王杯スプリングC(東京・芝1400m)を快勝している。コンテッサトゥーレは、そんなスピード血脈を受け継いだ一頭なのだ。

 コンテッサトゥーレを管理するスタッフからは、その血統にふさわしい評価が聞こえてくるという。関西競馬専門紙のトラックマンが、陣営の期待の大きさを口にする。