渋野日向子「ちょっと大人になっている」。「今年は初めて」と語った進歩の証

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko

 4月から米女子ツアーに参戦している渋野日向子。今年最初の海外メジャー、ANAインスピレーション(4月1日~4日/カリフォルニア州)は予選落ちに終わったものの、続くロッテ選手権(4月14日~17日/ハワイ州)では決勝ラウンドに駒を進めて、通算13アンダー、33位タイでフィニッシュした。

「最終日は無茶苦茶なゴルフで、今は頭の中がこんがらがっている感じなんですけど、4日間を通してふた桁アンダーで回れたのはすごく久しぶりだったので、ちょっとずつは前に進んでいるのかなと思う。この1週間は、いろんなことが知れたいい1週間だった。次につながると思います」

ロッテ選手権では33位タイに終わった渋野日向子。photo by Getty Imagesロッテ選手権では33位タイに終わった渋野日向子。photo by Getty Images 初日は4バーディー、ノーボギーの「68」。4アンダー、14位タイと好発進を決めた渋野は、「久しぶりに納得のいく、うれしい内容のゴルフができた」と晴れやかな表情を見せた。

「ショットの内容的にも(アメリカに来て)一番手応えを感じた。久しぶりに全部パーオン。今日のようなゴルフができれば、いいところまでいけるだろうし、自分の納得のいくゴルフが最後までできると思う。

 前半はショートアイアンがちょっと引っかかったりしたけど、後半はミスショットが少なくてすごくよかった。(スイングの)トップは常に意識していて、それが薄くなってもショットはよかったし、リズムもよかった。アゲインストの時に力んでしまうことがあったけど、それもなくなってきた」

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