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【木村和久連載】「ウィズコロナ」の
ゴルフ。我々はどう対応すべきか (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 そんなわけで、今のところ、ゴルフは例年の半分ぐらいのスケジュールで淡々とラウンドをこなす予定です。

◆ゴルフ場はキャディーが大激減
 キャディー付きのラウンドにおいては、昨年までは若い女性のキャディーさんが付くと大喜びしたものですが、今はどうなんでしょうか?

 微妙に距離を置いたりしてね......。そもそも、若いキャディーさんが付くようなラウンドは、最近はほとんどありませんが......。

 たまたま古い名門コースでラウンドした時、オバちゃんのキャディーさんがついて、不思議とホッとしました。けど、ウイルスの感染リスクがあるので、「ボールは自分で拭いてね」と言われ、「お客さんとキャディーさんとは接触してはいけないんだな」と、それには妙に納得させられました。

 キャディーさんとお客さんとの接触ができないということは、ボール拭きをはじめ、クラブの出し入れなどもお客さんが自分でやるわけで、キャディーさんはさほど必要とされていません。けど、古い名門コースって、キャディー付きのラウンドが基本スタイルです。そこで、苦肉の策として、キャディーさんには今、プレーの進行とコースの説明、グリーンのライン読みなどの業務に、より力を入れてもらっているんですな。

 ただ、以前のようなサービスができず、お客さんへのフォローも十分にできないとあって、コースによっては、キャディーフィーを割引したり、無料にしたりしているところもあります。それでも、キャディーさんにはそれなりの給料が支払われます。生活がかかっていますからね。

 コロナ禍のなか、コース側にも、キャディーさんにも、いろいろと事情があります。キャディー付きでラウンドするみなさんは、そこを汲んであげて、多少サービスが行き届かなかったとしても、キャディーさんには優しく接してあげましょう。

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