【木村和久連載】コロナショック後...。ゴルフ界の「出口戦略」を探る (6ページ目)
その際、ボールがなければ、本来は2ペナですが、明らかにセーフな場所だったら、同伴競技者と相談して、ワンペナ、あるいはノーペナにして、さっさとプレーを進行させるんだとか。これが、アメリカンゴルフです。
ほんと、アメリカの人って、ボール探しはほとんどしません。探すふりをして、代わりのロストボールを探しているだけですから。笑ってしまいます。
・ついでに「マリガン」も
マリガンはスタート時、最初のティーショットをミスしたら、もう1回打てるというルールです。コロナ対策とは関係ありませんが、アメリカンスタイルを導入するなら、これを加えてもいいかなと。
以前、アメリカで現地の人たちに混ざってプレーした際に経験したのですが、なかなか気分がよかったので。スタート時ぐらいは、気分よく出ていきたいじゃないですか。実験的にそういうのもやっていいかな、と思うんですよね。
そんな工夫もしつつ、ゴルフをもっとレジャー化できたら、ゴルフ界の"出口戦略"も見えてきそうです。なんとか、乗り切れそうな雰囲気がある"コロナショック"。有意義なゴルフをしたいものです。
木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。
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