2019.06.18

全米OPで21位もバーディー数は最多。
松山英樹にメジャーの頂を見た

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko

「コースの印象? 難しいですね。狭いですし、グリーンが小さいですし。(断崖も)怖いです。あそこ、平気で見に行ける人はなかなかいないでしょ。できれば、海が見えるホールはやりたくない(笑)。でも、景色は最高です。

(セカンドショットでの)マネジメントはないですね。グリーンに乗せることを考えて、それに集中するだけで精一杯。大きいグリーンで外してはいけないサイドというのはあるけど、これだけ(グリーンが)小さいと、ちょっとのミスで行ってはいけないところにいってしまいますから。それに、この小ささだと、グリーンを外さないようにと思っていても(全部は)無理なので、(グリーンを)外したときにどういうショットが必要か考えて、うまく対応できたらいいなと思っています」

 世界有数の名門コース、ペブルビーチ・ゴルフリンクスで開催された全米オープン(6月13日~16日/カリフォルニア州)。大会前、同コースで初めてプレーする松山英樹はそう語っていた。

 そして大会本番、松山は持ち前の精度の高いショットで小さなグリーンをとらえ、バーディーを量産した。ただ一方で、フェアウェーを外したり、グリーンを外したりしたあとの、リカバリーに苦しんでボギーも増加。4日間通算2アンダー、21位タイに終わった。

「やっぱり上位で戦いたいという気持ちがありますから、結果的には残念ですけど……。まあ、いいところもあったし、悪いところもあったし、という感じですね。波に乗れそうなところで、自分にとって嫌なショットを打たなければいけなかったりして……、そういう意味では、精神的にも全然ダメだし、技術的にもまだまだ。

 嫌なショットというのは、シチュエーション。そういう(自分が嫌な)シチュエーションがすごく多くて、それを打てる技術が(自分には)なかったかな、と思いますね。あと、今週で言えば、ラフからのアプローチがまったくダメだった。ここまでダメな週もね……。(今の自分には)そこで対応できる力がない、というのはある」

全米オープンを21位タイで終えた松山英樹。photo by Getty Images