【木村和久連載】思い切ったルール簡易化は、日本のゴルフ界を救うか (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

・ボール探しは最大5分から3分程度へ
 遊びのラウンドでボール探し5分は長いですよ。あまりうまくない人ほどボールをなくしやすいし、しかもセルフプレーですからね。そういう人こそ、キャディー付きのラウンドをすれば、いいんですけど......。

 OB杭や黄色杭あたりを探してボールがなかったから、すぐに適正な処置をしてプレーを再開すればいいじゃないですか。OBエリアに入ったボールまでくまなく探そうとするから、プレーが遅くなるんですよ。


アマチュアのお友だちラウンドであれば、ここまでしなくてもいいですけどね...アマチュアのお友だちラウンドであれば、ここまでしなくてもいいですけどね...
・クラブをソールできる箇所が増える
 まだ調整段階ですが、赤杭内でもソールして打ってよし。さらに、バンカーや水際でも「ソール可」という話らしいですが、それらは噂の域を出ません。とにかく、楽にプレーできます。

・ピンを立てたままパターできる
 軽井沢の晴山ゴルフ場では、昔からピンを立てたままパターしてもいいことになっていました。リゾートゆえのローカルルールってやつですね。

 これが、世界共通に。面倒臭がり屋には朗報です。だいたい長い距離のパターなんか入るわけがないんだから、目印としてもピンを立てておくべきでしょう。

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