「ありえないほど真っ直ぐ飛ぶ」。
石川遼、今年初戦でドライバーに快音
石川遼にとって、2017年の初戦であり、昨年の10月に始まった今季(2016-2017シーズン)では出場4試合目となるキャリアビルダー・チャレンジ(1月19日~22日)が、カリフォルニア州ラキンタで開催された。石川は4日間通算7アンダー、50位タイで終えると、こう語った。
2017年初戦で好内容のゴルフを見せた石川遼「(今年の初戦としては)まあまあより、ちょっと下かな(笑)」
石川が続ける。
「(レギュラーシーズンが終わる)8月までの長いスパンでゴルフを見ている。(今大会では)新たなことに取り組みながら、しっかりゴルフができた。それは、よかったと思う」
つまり石川は、結果には不満があるが、現状のプレーには手応えを得ることができた。とりわけ、現時点でのプレーに関しては、自ら十分に高い評価ができた、ということだろう。ゆえに、最終日のラウンドを終えたあとは、「もっとできたかな」と悔しさを口にしつつも、最終的には「いい方向に向かっている」と安堵した表情を見せた。
そこで、現在の石川について、今大会のプレーを振り返りながら、いくつかのポイントに分けて検証してみたい。
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