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【内藤雄士ゴルフレッスン】
ナイスショットとミスショットの境界線 (2ページ目)

  • 出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato  中山雅文●撮影 photo by Nakayama Masafumi


――何回か自分のスイングを撮影したり、シミュレーションで距離や方向性を計測してもらったりしましたが、役に立ちましたか?

「スイングの映像を確認してからイメージがかなり変わりました。自分がどのように振っているかは、スイングしているときはわからないですからね。内藤コーチと同じような形で振っているつもりでしたが、映像を見たら全然違う(苦笑)。

 内藤コーチがいつもおっしゃっているように、クラブをオンプレーンで振れているときは、クラブが軽く感じるんです。それって余計な動きをしていないからですよね」

反復練習のおかげで、白石さんのスイングも安定してきた反復練習のおかげで、白石さんのスイングも安定してきた

――ドライバー、ユーティリティー、アイアンという順でレッスンを受けてきましたが、打ちやすいクラブはありますか?

「私はドライバーから練習を始めましたけれど、それがよかったかなと思っています。ふつうアイアンから練習をはじめ、そのあとにウッドを練習するとよく聞きます。私は(クラブの)長さに対する抵抗感がないので、ドライバーを難しいと感じないというか。一番の得意クラブになりそうです。とりあえずはドライバーで150ヤードを真っ直ぐ飛ばせるようになって、本当に"得意なクラブ"と言えるようにしたいですね(笑)

 逆にアイアンは、まだ違和感があるんです。ドライバーで慣れてしまっているからかもしれませんが、地面にあるボールを打つって難しいですね。でもこの1ヶ月の自主練で、アイアンで上手く打てたときの感覚もわかってきたので、これからどんどん練習を重ねていきたいと思います。

 何度もアドバイスされましたが、頭を動かしていないつもりでも動いちゃっているのがミスの原因だとわかってきました。飛ばすために大きく振ろうとすると体が動きやすくなる。飛ばしたいときほど体を動かさないように意識しなければならないって」

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