【内藤雄士ゴルフレッスン】大事なのはトップとフィニッシュの形

  • 出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato  中山雅文●撮影 photo by Nakayama Masafumi

白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第6回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

    スイングの大枠を作る

内藤雄士コーチ:以下内藤 前回のレッスンで理想のトップ位置の説明をしましたが、今回はフィニッシュの形を覚えて、スイングの大枠を完成させましょう。

白石あさえ:以下白石 スイングの大枠って何ですか?

内藤 ゴルフのスイングにはアドレス、トップ、インパクト、フォロー、フィニッシュというふうに、それぞれの箇所を示す言葉があります。もちろん、それぞれの部分で理想の形や動き方というものはありますが、大事なのはトップとフィニッシュの形。この2箇所の形を覚えて、トップとフィニッシュをつなげれば、ほぼスイングの形はできあがります。

白石 じゃあ、インパクト(ゴルフボールとクラブが接触する瞬間)の形は覚えなくてもいいということですか?

内藤 極端に言えば必要ありません。もっと先の段階で球筋や弾道をコントロールするときにインパクトイメージというものは必要になります。初心者の段階では、どうしてもボールに当てる意識が強くなるので、インパクトに集中してしまいがち。実はそれがゴルフの上達を妨げる原因になるのです。

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