2013.01.17

【男子ゴルフ】石川遼、米ツアー本格参戦。
「結果が得られなければ、日本に戻れない」

  • 柳川悠二●文 text by Yuji Yanagawa
  • 益田佑一●撮影 photo by Masuda Yuichi

2013年シーズン、ついに米ツアー本格参戦を果たす石川遼。初戦のヒュマナチャレンジは日本時間1月18日未明に開幕する。 世間一般には「飛躍の一歩」でも、当の石川遼にとっては「堅実な一歩」ということなのだろう。

 ツアーメンバー資格を得て臨むアメリカPGAツアー、その初戦に選んだヒュマナチャレンジ(カリフォルニア州/現地時間1月17日~1月20日)を翌日に控え、石川は昨シーズンの日本ツアー最終戦同様、「特別な感情はない」と言い切った。

「あえて自分から区切りをつける必要はないと思うんです。シーズンとシーズンはつながっていると考えているし、シーズン初戦というよりは、前の試合(2012年12月のザ・ロイヤルトロフィ/ブルネイ)から1カ月後の試合という意識。自分にとっては、この間に練習してきたことをいかに発揮できるかを大事に考えている」

 常に「自分にオンとオフの区別はなくていい。ずっとオンでいい」と石川は語ってきた。

 試合のない12月下旬には沖縄合宿を行なって、主に筋力トレーニングに力を入れ、その後は不安を残す腰に、負担をかけないフォームへの改造にとりかかった。正月が明けたばかりの1月8日も、ファン感謝祭に出席したあと、夜19時を過ぎて自宅から練習場に向かう石川の姿があった。

 夢に見た米ツアーフル参戦の喜びはあって当然だろう。だが、自分に期する気持ちを鎮めて、日本におけるプロ5年間で取り組んできたことを「継続」することこそ、将来の飛躍につながると石川は考えるのだ。