【プレミアリーグ】鎌田大地は救世主、三笘薫はクラブの宝...冬の移籍市場で変化した日本人選手の評価 (2ページ目)
【ブライトンは「FC MITOMA」】
ただ、グラスナー監督の任期は今シーズン終了までとなっている。契約延長はしない。鎌田も同様だろう。師弟関係のふたりは十中八九、来シーズンも行動をともにするに違いない。
したがって、残された4カ月がクリスタル・パレスでの集大成となる。グエイとマテタがいなくなった今、鎌田にかかる負担は尋常ではないほど大きくなるとはいえ、彼ならば易々とチームを引っ張ってくれるのではないだろうか。
今シーズン前半戦、クリスタル・パレスは一時、トップ4もうかがうほどの勢いだった。しかし、いつの間にか13位にまで急降下している。鎌田が「救世主」になるしかない。
一方、前半戦で調子を落としていた三笘薫は、ここにきて徐々にコンディションが整いつつある。左足首の痛みや体調不良でベンチ入りさえできない時間が続いていたが、2026年を迎えたあたりから上向いてきた。
彼の復調とともにブライトンもわずかながら調子を取り戻し、チャンピオンズリーグ出場権争いやリーグ優勝争いを左右するクラブのひとつとして注目されている。
日本代表の左ウイングが幅を取ることによって、相手の陣形は横に広がらざるをえなくなる。当然ながらピッチ上の各所にスペースが生じ、ブライトンはMFや左サイドバックが攻撃的に振る舞えるようになった。
16節のリバプール戦で復帰した三笘は、途中出場ながら25分ほどプレーした。その後プレータイムを限定しつつ、24節のエバートン戦でようやくフル出場。ファビアン・ヒュルツェラー監督とメディカルスタッフが三笘の健康を管理しているため、左足首の痛みが再発するリスクは小さいと考えていいだろう。
ブライトンサポーターには失礼だが、このクラブは「FC MITOMA」である。彼の有無でパフォーマンスが激変する。そして今、頼りになるエースのコンディションは上昇カーブを描いている。上位にとって、最も厄介な存在といって差し支えない。
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