ワールドカップ開催地MLSの環境はJリーグをはるかに凌駕 高丘陽平「移動はすべて専用機です」 (2ページ目)
【オールスターへはプライベートジェットで】
「日本代表に入ってワールドカップでプレーする。それもバンクーバーに移籍した大きな動機でした。現状では代表に選ばれていないし、大会半年前でチームも固まって難しいと思いますが、諦めるつもりはないです。引退するまでは、自分の力のすべてを注いで、やり続けるだけで」
高丘は決然と言う。昨年の日本代表の北米遠征では、メキシコ戦を観戦した。じりじりとした展開で、自分が入ったらどうするか、イメージをした。仮説を立て、実行するのがプレーの改善につながる―――。それはMLSで、高丘が日々やっていることだ。
――MLSは全体として高給です。欧州のトップリーグにも引けを取らない。
「平均年俸はわからないですが、自分のチームの主力の平均は1億円から1億5000万円くらい。自分の年俸も報道されていましたが、その間ですね(笑)」
――とにかく待遇がよく、選手の移動は専用機だとか?
「MLSが飛行機会社と提携しているので、どのチームも専用機ですね。選手と関係者だけのプライベート空間で、それぞれが勝手に過ごしています。ラテン系の選手は後部座席でスピーカーからガンガンと音楽を流し、踊っています。前のほうは、CAさんも誘ってトランプで遊ぶ。今年は人狼ゲームも流行っていました。自分は寝ていることが多いですね。フルフラットで横になり、足も伸ばして寝られるので。体が固まったら立ってストレッチして......」
――大陸間を移動するので、移動時間は長そうです。
「バンクーバーからだと、マイアミが一番遠いですね。6時間半かかり、3時間の時差。移動で1日が潰れちゃいます。でも、行きは簡単な税関審査だけで、帰りは試合が終わったらバスに乗って空港で飛行機に横づけ、パスポートチェックだけで乗り込めるので、移動距離は大変ですけど、ルートは整理されているからストレスがありません。
オールスターに選出された時は、チームがプライベートジェットを用意してくれましたよ。4人が選ばれて、試合があったサンディエゴから開催地のオースティンに飛び、終わってから中二日のホームゲームだったので、バンクーバーに戻ってきました。8人乗りのジェットは贅沢でしたね」
2 / 4

