検索

【プレミアリーグ】前田大然は49億円以上の価値がある 移籍候補4クラブのなかで個性を発揮しやすいチームは? (4ページ目)

  • 粕谷秀樹●取材・文 text by Kasuya Hideki

【51試合33ゴール・11アシスト】

 フォーメーションを軸に考えるのなら、フラムが最適だ。昨シーズンは平均50%を超えるボール占有率を武器に、リバプールやチェルシーから勝ち点3を奪い、ニューカッスルにはダブル(ホーム・アウェーとも勝利)を食らわせている。

 2列目の左にはマルチプレーヤーのアレックス・イウォビ、トップには復調著しいラウル・ヒメネスとライバルは多いものの、足を止めない前田のプレスが昨季11位のフラムをさらに上位へ導く可能性は小さくない。

 51試合で33ゴール・11アシスト。昨シーズンの前田はすさまじかった。セルティックで「完全回答」を出した今、プレミアリーグへのチャレンジはプロとして非常に健康な考え方だ。

 前田とセルティックの契約は2027年6月まで。クラブ側が設定した移籍金は2500万ポンド(約49億円)と伝えられている。

「PSRの問題を抱えていたとしても、プレミアリーグのクラブなら2500万ポンドは許容範囲だ」

 セルティックのOBで、プレミアリーグでも活躍したクリス・サットンは、前田の移籍を暗示するかのようなコメントを発した。果たして、前田大然の来シーズンはいかに──。

W杯ヨーロッパ予選、クラブW杯
2025明治安田Jリーグ、セリエA、ラ・リーガ、リーグ・アン、ベルギーリーグはDAZNでライブ配信!
DMM×DAZNホーダイ」なら1,270円お得!

>>> DMM×DAZNホーダイ に今すぐ登録 <<<

U-NEXTでプレミアリーグ、ラ・リーガ、FAカップやコパ・デル・レイなど配信
下記リンクよりお得に「サッカーパック」を視聴!

>>> 「U-NEXT サッカーパック」をいますぐチェック <<<

著者プロフィール

  • 粕谷秀樹

    粕谷秀樹 (かすや・ひでき)

    1958年、東京・下北沢生まれ。出版社勤務を経て、2001年、フリーランスに転身。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、海外サッカー情報番組のコメンテイターを務めるとともに、コラム、エッセイも執筆。著書に『プレミアリーグ観戦レシピ』(東邦出版)、責任編集では「サッカーのある街」(ベースボールマガジン社)など多数。

【フォーメーション】セルティックでの前田大然のポジションは?

4 / 4

キーワード

このページのトップに戻る