久保建英のムダ遣いをいかに防ぐか ELプレーオフ進出のソシエダが強いられるギリギリの戦い (3ページ目)
ラ・レアルは、ラ・リーガでの6位以内(欧州カップ出場圏内)、スペイン国王杯決勝進出、そしてEL優勝を目標に、3つの大会を同時に戦う。これは彼らのような規模のクラブではギリギリの戦いになる。3月から4月にかけて、心身の疲弊はピークに達するはずだ。
日本代表への招集を含めて、久保をムダ遣いせずに戦えるか。それが今後のラ・レアルの趨勢を決する。
著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
フォトギャラリーを見る
3 / 3