三笘薫、久保建英...欧州サッカー日本人選手の活躍が毎週楽しみ! 注目5クラブの最新布陣と戦い方 (3ページ目)

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi

クリスタル・パレス(イングランド)

この記事に関連する写真を見る【3-4-2-1】
FW/マテタ(エンケティア)
MF/エゼ、鎌田(サール)
MFミッチェル(シュラップ)、ヒューズ(ドゥクレ)、ウォートン(レルマ)、ムニョス(ウォード)
DF/リチャーズ(リアド)、グエイ(チャロバー)、クライン(ラクロワ)
GK/ヘンダーソン(ターナー)

 今年2月にオリバー・グラスナー監督が招聘されると、チームは調子を上向かせ、昨季最後の7試合を6勝1分の負けなしで乗りきり、10位でリーグ戦を終えた。

 殊勲のオーストリア人指揮官は、オフにフランクフルトでともに働いた鎌田大地をラツィオから獲得。バイエルンへ去ったマイケル・オリーセの代役と、監督の戦術を円滑にすること──28歳の日本代表にはふたつの重積が託された。

 相手の研究が進んでいるからか、今季はリーグ戦3節を終えて1分2敗と勝ち星がなく、鎌田もまだ完全にフィットしていないように見える。ただしノリッチとのリーグカップでは1得点1アシストを記録し、4-0の快勝に貢献した。

 移籍期間最終日にFWエディ・エンケティア(アーセナルから)、DFマクサンス・ラクロワ(ヴォルフスブルクから)、DFトレボ・チャロバー(チェルシーからローン)といった即戦力を迎え、攻守の陣容が整った。リーグ初勝利もそう遠くないはずだ。

3 / 5

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る