ユーロ2024敗退にイタリア人記者の怒りが爆発! ブッフォンもW杯への危機感を露わに (5ページ目)
ところで、2026年のW杯出場を決めるという難しい任務には、誰が就くのか。このままスパレッティが続投するのか。スイス戦敗退のショックがまだ残るなか、彼は「私は監督を辞める気はない」と言った。サッカー協会会長のガブリエレ・グラヴィーナもこれを認めた。
スパレッティが今回の失敗を挽回したいというのであれば、それは不可能ではないだろう。ただ、そのためには理解しなければならないことがある。クラブチームの監督と代表監督の仕事はまったく別だということだ。
もし代表で結果を出したいのであれば、今後、彼が学ぶべきことは多い。たとえば「ユーロをプレーしたなかで最低」とまで言われたナポリ時代の愛弟子ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォを「息子のような存在だから」と言って使い続けるなどという過ちは、もう二度と犯してはならないだろう。
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