三笘薫は「出場時間モンスター」で決勝弾アシスト EL出場権獲得もこのブライトンの見納めは近い (3ページ目)

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • photo by Colorsport/AFLO

 冒頭で述べたとおり、終了の笛とともにブライトンは来季のEL出場権を手に入れた。だが今季終了後は、人材の流出が待ち構えている。今季並みの魅力をブライトンは維持できるか、欧州を代表する好チームでいられるかは難しい問題だ。ラスト2試合(マンチェスター・シティ戦、アストンビラ戦)は、そうした意味で記憶に焼きつけておきたい、価値の高い試合になる。

 2022-23シーズンのブライトン、見納めの時期が近づいている。

著者プロフィール

  • 杉山茂樹

    杉山茂樹 (すぎやましげき)

    スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。

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