マンチェスター・C、パリSGからアーセナルや三笘薫奮闘のブライトン......。欧州サッカー後半戦、注目チームの最新フォーメーション (5ページ目)
【パリ・サンジェルマン】
リーグ・アン:1位
(22試合/17勝3分2敗/54得点17失点/勝点54)
チャンピオンズリーグ:グループH2位通過
(6試合/4勝2分/16得点7失点/勝点14)
ラウンド16でバイエルンと対戦
この記事に関連する写真を見るFW:エムバペ(エキティケ)
MF:ネイマール(ファビアン・ルイス)、メッシ、カルロス・ソレール
MF:ヴィティーニャ(レナト・サンチェス)、ベッラッティ(ザイール=エメリ)
DF:ヌーノ・メンデス(ベルナト)、セルヒオ・ラモス(キンペンベ)、マルキーニョス(ダニーロ・ペレイラ)、ハキミ(ムキエレ)
GK:ドンナルンマ(セルヒオ・リコ)
オイルマネーで買い揃えた攻撃のスーパースターを共存させるには、どんなシステムが最適なのか。困難な課題に直面している1年目のクリストフ・ガルティエ監督は、序盤は3-4-3を採用していたが、最近は4バックを用いることが多い。だが今年に入ってからのリーグ戦は3勝1分2敗と、苦戦を強いられる試合も出てきた。
先のカタールW杯でリオネル・メッシが優勝し、キリアン・エムバペが得点王となり、彼らをパリSGで雇うカタールの首長たちにとって、最高の大会になったはずだが、クラブでは初の欧州制覇を遂げない限り、満足はしないはず。
ただ2月1日のモンペリエ戦でエムバペが負傷し、CL16強のバイエルン戦の出場に黄信号が灯り、先行きに不安も。
著者プロフィール
井川洋一 (いがわ・よういち)
スポーツライター、編集者、翻訳者、コーディネーター。学生時代にニューヨークで写真を学び、現地の情報誌でキャリアを歩み始める。帰国後、『サッカーダイジェスト』で記者兼編集者を務める間に英『PA Sport』通信から誘われ、香港へ転職。『UEFA.com日本語版』の編集責任者を7年間務めた。欧州や南米、アフリカなど世界中に幅広いネットワークを持ち、現在は様々なメディアに寄稿する。1978年、福岡県生まれ。
◆【画像】レアル・マドリード、バイエルンのビッグクラブからフランクフルト、レアル・ソシエダら日本人所属クラブまで。欧州サッカー注目クラブの最新フォーメーション
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