カタールW杯では誰を見るべきか。解説者5人がオススメする「ひとりで何人もの相手をやっつける」「プレーの"遊び感覚"がいい」注目選手たち (3ページ目)
本人も相当気合いが入っているはず
福西崇史氏
◆注目選手=リオネル・メッシ(アルゼンチン)
今回は、メッシが相当気合いが入っているのではと思っている。いい加減優勝しないといけないと、メッシ自身もアルゼンチン国民もそう思ってきた。今回最後のワールドカップになるかもしれないなかで、国を挙げての優勝への思いは楽しみだ。
アルゼンチンはうまく組織化してきた。これまでは攻撃はメッシにお任せで、あとはみんなで守るという形だったのが、今は守備がしっかりしているうえで、チームがメッシの能力をうまく使うような感じになってきている。
そうなると、これまでうまさがありながらも「脇役」として見られてきた周りの選手たちが、相手にとっては油断できない「曲者」として生きてくる感じになる。
アンヘル・ディ・マリアやラウタロ・マルティネスらとの絡みでメッシが躍動すれば、アルゼンチンの優勝はあり得るので注目だ。
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